先日、父子連れのお客様が、あまごの塩焼きとあまたま丼を食べにご来店下さいました。お話をお伺いしたら、昨年の歳の市に初めて焼きたてのあまごの塩焼きを食べたそうです。小学生のお子さんがその味を覚えていて下さり、その年の「秋のうまいもん市」で急に「あまごの焼くにおいがする」と言って走り出し、宿のお店を探してくれました。お父さんは、かなり離れていた場所から匂いで気づき探しあてたことに大変驚かれたそうです。お父さんのお仕事の都合で、今は小浜に住んでおられるそうですが、お正月に勝山のご実家に帰って来られた際に、お子さんが「あまごの塩焼きが食べたい」と言ってくださりご来店いただきました。長年続けてきて良かったなぁと思うと同時に、お子さんに食べたいと言ってもらえた事が、本当にありがたく大変嬉しく励みになりました。